髙輪南町会の歴史

・昭和2年4月1日
関義光氏を会長に会員の親睦と町の繁栄を方針とし、「南睦会」が発会され、山尾信一氏宅地(木造3階建て31,33坪 103,574平米)を借り受けていた。

・昭和12年4月1日 
方針を会員の親睦と行政機関に協力へ変更し名称も「髙輪南町自治会」と改名された。

・昭和18年4月1日
会長が平島正義氏に変更され名称を「髙輪南町町会」へ改名された。

・昭和20年5月24日
戦時中空襲により建物が焼失して新地となった。その後の町会長は不明だが、昭和27年土地の所有者である山尾信一氏が町会長となっており同年4月23日 港区髙輪南町29番地を町会(役員の平島正義名)へ無償譲渡(寄贈)された。

・昭和30年7月23日
昭和30年に会館建設寄附を募り、竹田宮家、東久邇宮家、北白川宮家をはじめ政治家の石井家、名立たる実業家と言われる山下家、小糸家、横河家、増岡家、出光家や毛利家、三菱地所等総勢451名の町会員による多大な寄附と森村家については森村家の邸宅が使用していた建材を町内会へご提供下さり町会会館が落成。昭和33年11月8日に当時町内に在住していた役員 平島正義氏他4名(筧氏、鈴木氏、瀬川氏、大内氏)共有の所有権で東京都港区高輪南町29番地として登記された。

・昭和42年7月1日
住居標示変更に伴い名称を「髙輪南町会」へ変更、方針も会員相互の親睦と福利事業活動、行政機関より会員への連絡と協力に変更された。

その後、昭和47年迄 平島正義氏が町会長を務め、昭和48年~51年迄 雨宮正啓氏、昭和52年~60年迄 小倉勇作氏、昭和61年~平成1年迄 望月健治郎氏、平成2年~15年迄 岩井明氏、平成16年~17年 山口進氏、平成18年 布能民雄氏、平成19年~石倉悠吉氏が町会長を務めている。

時期は不明だが、大野伴睦氏による直筆の「書」が会館に寄贈されている。
大野伴睦さんの書いた「書」の写真

古い看板

以前の看板

・平成20年 会館の老朽化に伴い改修工事が行われた

・平成27年10月29日 髙輪南町会が地縁団体を取得。

昭和30年会館建設時の寄付板の写真